イベントやらワークショップやら研究会の場作りを考えるとき、
「あって当然」と「あったらいいな」
「あって当然」の上に「あったらいいな」がある。
***
千利休は、茶道の本質を教えて欲しいという弟子に、
次の7つの教えを説きました。
これができたら、私はあなたの弟子になりましょう、と。
茶は服の良きように点て
炭は湯の沸くようにおき
花は野にあるように生け
夏は涼しく、冬は暖かに
刻限ははやめに
降らずとも雨の用意
相客に心せよ
ヒトコト、ヒトコト、シンプルですが、奥深い。
この解釈だけで論文が書けるレベルだそうです。
***
イベント等に「あって当然」の一例に、受付業務があります。
お仕事でも、イベントのお手伝いでも、
教授総会から結婚式二次会まで!
たとえば、受付のちょっとしたカラクリ。
・受付リストをフリガナ順にソートして番号を振っておく。(
・大型イベントで、受付配付する資料にナンバリングしておけば、
・申込時点で得た事前情報を受付時に反映し、
意味を持たせたグルーピングの座席にさりげなく誘導。
こういうカラクリは、どんな場面で使うか、
あなたがさりげなく通り過ぎたその受付にも、
いろんなカラクリが仕組まれているかもしれません。
色んなカラクリを、適材適所にちりばめれば、
「あって当然」だけど「あったらいいな」
「あって当然」は、大学職員というお仕事をとおして日々痛感、
アタリマエのことですが、大事にしたいことです。